BIDとASKとは
FXでは売りを入れる価格をBID(ビッド)、買いを入れる価格をASK(アスク)と言います。
例えばFXで言うと・・・
上図の様に、同時に2つの価格を表示するレートを
2WAY PRICE(ツーウェイプライス)と呼んでいます。
また別名では、2WAY QUOTE(ツーウェイ・クォート)と呼ぶ場合もあります
BIDとは、
売値(売るときの値段)のことを指しており、
わかりやすく言えば、FX業者が『この値段なら買います』と
提示している値段だと考えてもらえれば大丈夫です。
つまり、トレーダーが売るときの値段ということになります。
反対にASKとは、買値(買う時の値段)のことを指しており、
こちらもFX業者が『この値段なら売ります』と提示している価格ということになります。
つまり、トレーダーが買うときの値段ということです。
仮にレートが上図のような形だった場合は、
トレーダーは1ドルを109.391円で買うことができ、
同時に1ドルを109.367円で売ることが出来るということになります。
この際にBidとAskにある価格差が前回お話したスプレッドという、
取引にかかるコストを表しています。
過去に取引を行った経験のある方がお分かりかと思いますが
取引を開始して、ポジションを持った途端に
【いきなり含み損になった!】という経験をした事がある方も居ると思います
この理由こそが、
買値と売値の差(スプレッド)によるものです。
初めての取引の際は
「ポジションを持った瞬間にマイナスだ!」と驚くことがあるかもしれませんが、
事前に手数料分が差し引かれたのだということを理解しておくと良いでしょう。
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