「スプレッド」とは
通貨の売買を行う際の価格の差を意味しています。
このスプレッドは
自分自身が取引を行う際にコストになるので
当然ながらスプレッドが狭ければ狭いほど、低コストな取引が出来トレーダーは有利に取引を行う事ができます。
では、どうしてこの様な価格差が生じるのか?
カンタンに言うと証券会社や銀行の取引手数料ということです。
例えば・・・
ATMなどで入出金を行うと、取引の度に手数料がかかりますよね?
FXにおいては、証券会社は顧客と銀行の取引の仲介。 銀行は通常の取引手数料をスプレッドという形で徴収しているということです。
また、価格差については
FXに限らず、株取引や仮想通貨など、様々な投資商品において発生しています。
取引を始める際は、
国内外に様々な証券会社があるので、その中からご自身で選択をする形になりますが
このスプレッドに関しては、各社でかなりの価格差があります。
先にも伝えた様に
スプレッドの幅が狭ければ狭いほど、トレーダーとしては有利な取引が可能となり
証券会社によっては【極小スプレッド】を強みとして前面に押し出している会社もあります。
ただ、スプレッドが狭いという理由だけで
取引先を決めてしまうのは若干危険なので
あくまでも判断材料の一つとして考える様にしましょう!
また、スプレッドは
通常「10」「20」といった数字で表現をしますが
この数字が結局幾らを指しているのかがわからないといった方が多くいます。
この場合に表現される「スプレッド幅:10」=1pipsとなりますので
もしもスプレッド幅が「30」と表現されている場合は、
3pips。つまり3銭と理解していれば大丈夫です。
なお、このスプレッドには
『固定制』と『変動性』という2種類があり、各証券会社は
必ずいずれかの方法を採用しています。
固定スプレッドというのは、文字通りスプレッド価格が
常に一定の値幅に固定されていることを差すのに対して、変動スプレッドは
価格の動き方によってリアルタイムで変化します。
大きな値動きがない様な通貨では
スプレッドも大きく変動することはありませんがGBP/JPY(ポンド/円)など
激しい値動きのある通貨で取引をする際は、通常20前後のスプレッドでも
突然100以上になっていたりする事があります。
保有している取引がある場合は
利益を獲得しずらくなったり、場合によっては損失になったりすることもあります
こういった変動性の場合は、比較的決まった時間帯に大きく動く性質があるので
事前に把握しておくと余計な心配をせずに済むということになります。
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